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ハリネズミはとっても臆病な生き物です。
大きな音や振動、触ろうと手を近づけたりするだけでもすぐにビクッとして「フシュッ」「フシュシュシュー」という鼻息のような音を出しながら針を立てて丸くなります。
(ハリネズミ飼い界隈ではこの鼻息のような音を出す行為を「ふしゅる」と呼んでます)
<目次>
ハリネズミは懐かない
基本ハリネズミは人に懐きません。
飼い主さんが触っている動画を見ると懐いているようにも見えますが、特定の人や行為に慣れているのです。
部屋んぽ(部屋内での散歩のこと)や足湯、爪切り、体重測定などでどうしても持ち上げたり触ったりする必要はありますが、あまり過度に触るのは控えましょう。ハリネズミは触られることにストレスを感じます。
ハリネズミからすると人は怖い何かでしかない
ハリネズミからすると人間はすごく大きくて動く、怖い何かでしかありません。
ハリネズミと自分を置き換えて考えてみましょう。
自分の家を大巨人が覗き込んで勝手にドアを開けて、更に手を突っ込んできて自分をさらおうとする、と考えると恐ろしいですよね・・・
ハリネズミを怖がらせないように信頼関係を築くには無理やり触ったりしてはいけません。
向こうから寄ってくるのをじっと待ちましょう。
それを繰り返しているといつの日か慣れてくれ手からエサを食べたり、触らせてくれたりするようになります。
ただし残念ながら一生慣れてくれない子もいるので、責めないであげてください。
かもたす家の「まろん」はというと
「まろん」が来てすぐは手からエサなんてもってのほか、手が近づこうものなら丸まって「フシューッシュシュシュー」と警戒されまくりでした。
「スプーンからなら食べてくれるかもしれない」とスプーンにおやつを乗せて近づけてみたのですがそれすらダメでした。
数日続けてみると少しずつスプーンから食べてくれるようになったので、これならイケると思いスプーンでおやつをあげながらたまに手に乗せじっと待ちつづけること一ヶ月・・・
ある日ついに手から食べてくれるようになりました。もう感激です。
しかも今では手を見ると近寄って匂いを嗅ぐようにまで。
慣れてくるとどうやらツンデレなところが垣間見え、普段は「ぷいっ」とそっけない態度を取るくせに夫婦2人が仕事で夜遅くになったりすると、「ずっと待ってたんだからね」と言わんばかりに部屋の中からじっと見つめているのです。
その目線はまるで恋する乙女のよう。
まあ本人は「遅い!はやくエサちょうだいよ!」と思っているだけかもしれませんが・・・
そんな関係でもいいんです。