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前回の記事でハリネズミは日本の冬に耐えられないと書きましたが、なぜなのか。
今回はハリネズミの命に関わるとっても大事なことをご説明しようと思います。
<目次>
生存可能な温度は20~30度
ヨツユビハリネズミは温度が20~30度の間でないと生存の危機が訪れます。
30度より温度が高すぎると夏眠という状態になり、20度以下になると冬眠してしまうのです。
「寝てるだけなら温度を適温に戻せば起きるんじゃないの?」と思いますよね。
実は私も思っていました。
ペットショップの店員さんにお話を聞いたところ、一度夏眠・冬眠に入るとそのまま起きることができず死んでしまうことも多くあり、また運よく起きてくれたとしてもハリネズミの体力を物凄く消耗してしまう為寿命を縮めてしまうということでした。
ということで、ハリネズミを飼育する場合は温度管理は最も気を付なければならないものなのです。
25〜26度くらいを目安に温度管理をしてください。
かもたす家での温度・湿度管理
かもたす家ではケージ(ハリネズミの小屋)は柵タイプの「シャトルマルチ70」を使ってリビングで飼育しています。
柵タイプだと熱がこもらないので梅雨の時期や夏場はリビングのクーラーを25度設定にして24時間つけっぱなしです。
逆に冬場はスカスカで保温ができないので100円ショップで買った保温シートやクリアホルダーを使ってケージを囲い、屋根からは「みどり商会 暖突 M」下からは「SANKO パネルウォーマー 16W」で暖めています。
ただし、そのままだと適温を超えても暖め続けるので「ジェックス イージーグローサーモ」を暖突とコンセントの間に入れて温度を25〜26度に保っています。
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湿度管理で皮膚病を防ぎましょう
また、ケージ内の温度管理のためには温度・湿度計も設置しましょう。かもたす家ではマグネットで柵にくっつけられるデジタル温湿度計を使っています。
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湿度は低すぎると皮膚が乾燥してしまいフケが出ますし、高すぎるとダニなどによる皮膚疾患のリスクが高まるので、40~60%くらいを保つのが理想です。
湿度を保つのはなかなか難しいですが湿気が90%などあまりにも多いときは除湿機で、乾燥しているときは加湿機や濡れタオルをぶら下げるなどしてしっかりと対応してあげてください。
人もハリネズミも快適な家に住みたいのは同じです。
飼い主さんは我が子が幸せに暮らせることを一番に考えてあげましょう。