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前回の記事の続きで、砂場、回し車、ヒータの必要性についてお話します。
この3つに関しては飼育環境やハリネズミの行動、飼い主さんの考え方によって設置しない場合があるので、それぞれメリット・デメリットをご説明していきたいと思います。
<目次>
回し車
メリット
・ハリネズミは夜中に数キロも動き回って餌を探すので、運動不足解消になる。
デメリット
・ハリネズミは走りながらウンチをし、それを踏んで走ってまたウンチして走るので、一晩でウンチまみれになり毎日洗う必要がある。
デメリットは飼い主側が面倒くさいというだけで、ハリネズミにとってはメリットのほうが多いです。
ただ、設置してもあまり使ってくれないハリネズミもいます。
その場合は運動不足にならないよう、頻繁に部屋んぽをさせてあげましょう。
また、ケージ内では使ってくれなくても部屋んぽのときに置いてあげると、喜んで走ってくれる場合もあります。
残念ながら「まろん」はあまり使ってくれません・・・(悲)
あまり使ってくれない「まろん」はこちら
砂場
メリット
・もともと砂漠にいる生き物なので砂場自体が好きで、砂浴びをすることで身体がキレイに保たれる。
・トイレとして覚えてくれることが多いので、ウンチやオシッコの掃除がしやすい。
・特にオシッコを砂ごとすくって捨てることができるのはありがたい。
デメリット
・砂を食べてしまい、病気になる可能性がある。
「まろん」は砂場が大好きで、起きたら一目散向かって砂浴びをして、トイレも基本砂場でしてくれるので助かっています。
たまに床材の上に立派なウンチをしていることがありますが、大体は夜中動きまわっているうちに自分も気づかずにポトンと落としているっぽいです。
ヒーター
メリット
・寒い時期ハリネズミの飼育に必要な温度管理を自動的に行ってくれる。(別途サーモスタットが必要な場合があります)
・ハリネズミの命が守られる。
・エアコンに比べ圧倒的に電気代が安い。
デメリット
・特になし
(飼い主さん宅の飼育部屋を24時間適温にでき、ケージ内温度を保てるのであれば不要)
「かもたす」家では夏場はエアコンをつけっぱなしで飼育していますが、冬場はヒーターを天井と床下に2つ設定しています。
エアコンの暖房だけですと、夜明け前などの急激な温度低下に対応できず、飼育場所が一定の温度を保つことができないので、床と天井にヒーターを付けて挟むことで温度を保たせています。
挟む理由としては、熱は上にあがるため上部が暖かくなるので、天井だけの設置ですとハリネズミが活動する高さは、少しですが温度が低くなってしまうのです。
そのため、床下からも温めることで活動する高さの温度を一定に保てるようにしていて、 床下からは「パネルウォーマー」 天井からは「暖突」で暖めています。
「パネルウォーマー」は温度調節機能が付いているので、コンセントに挿してダイアルを保ちたい温度にするだけですぐに使用できます。
「暖突」は温度調節や電源のON、OFFができないので、コンセントと暖突の間にサーモスタットというものを設置する必要があります。
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サーモスタットとは
サーモスタットは上限温度(例えば25度)を設定しておけば温度を常に感知しているので、25度を超えると「暖突」への電気の供給を自動でストップすることで、「暖突」の電源をOFFにしてくれます。
温度が下がるとまたそれを感知して、「暖突」への電気供給を再開し電源をONにしてくれるとっても便利な機械です。
まとめ
今回ご紹介した3つはそれぞれのご家庭で使ってみて必要かどうかが分かると思いますので、一度は設置してみることをお薦めします。
ただ、ヒーターに関しては飼育部屋の温度を24時間保てるご家庭は少ないと思いますので、どちらかといえば設置必須にはなると思います。
飼い主さんは、ハリネズミにとって快適な生活を常に心がけて飼育しましょうね。