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今回は「まろん」の生活している住まいを参考に、ハリネズミを飼育するのに必要な基本のグッズを5つご紹介していこうと思います。
ハリネズミをお家に迎えるには、当然飼育する場所を準備する必要があります。
大きくは以下の5つを揃えてあげましょう。
・ケージ
・寝床
・床材
・エサ入れ
・水飲み場
飼育環境によっては別途
・砂場
・回し車
・ヒーター
などが必要となってきます。
それでは「まろん」の住まいでご紹介していきます。
<目次>
「まろん」の住まいでご紹介
まずは「まろん」の住まいと配置はこんな感じです。
ケージ
「かもたす」家ではケージは「シャトルマルチ70」を使用しています。
これは下部がプラスチック製で、網部分が鉄製となっているケージです。
プラスチック部と網は取り外しができ、網部の前面と上部に開閉するところがあるのでそこから掃除や餌やり、ハリネズミを外に出すなどができます。
サイズは「幅約70cm×奥行約30cm×高さ約46cm」で、「サイレントホイール ビッグ」を中に取り付けることができます。
(「メタルサイレント32」も横置きにすると置くことができるらしいのですが、実際に置いたことがないので今回は省きます。
ケージ内に回し車を付けるのであれば、回し車が小さいサイズだとハリネズミが走るときに背骨が反ってしまいます。
それは身体に負担がかかり良くないので、その場合このケージより小さいサイズでの飼育は私はお勧めしません。
このケージを使用しての感想
夏場は網部分が空いていて熱がこもらないので、設置部屋のクーラーをつけっぱなしにすることで、温度を25度前後に保つことができるのが良いです。
(なぜ25度前後を保つ必要があるのかは「ハリネズミは温度や湿度管理がすごく大事です」を参照)
アクリル製など完全に囲ったタイプは使ったことがないのですが、全面が透明なのでハリネズミの顔や動きが見やすいというのに惹かれます。
ただ、アクリル製は全面をべったりと囲っているため熱が籠りやすく、夏場は温度管理をしっかりしておかないとサウナ状態になってしまいそうなので、そこが少し心配な部分です。
しかし網製でもケージ外気温が超えてしまえば同じなので、やはり飼い主が常に気を配ることが大切です。
寝床
寝床には「SANKO ウッド・ハウス(G) 」を使用しています。
サイズは「幅24×奥行16×高さ16cm」の木製です。
床部分が前にスライドさせて取り外すことができるので、床無しで使用することもできます。
この寝床を使用しての感想
サイズ的には450gの「まろん」が丸くなってちょうど半分で、右半分の暗闇の部分がお気に入りです。たまに右にある小さな穴から鼻を出して匂いを嗅いでみたり、こちらを片目でジーッと覗いたりしています。
たぶん「まろん」は見事に隠れていて相手からは見られていないつもりなのでしょうが丸見えで、そこがまた可愛いです。
床が取り外せるのは、ケージや寝床の掃除をしたいのに寝床から出てきてくれない時期は助かりました。
寝床ごと外に出し、そーっと床をスライド(砂とかが噛みこんで少し硬いです)して部屋んぽ場に「まろん」を解放することができるので、気兼ねなく掃除できます。
「まろん」は急に明るくなるので戸惑ってはいましたが(汗)
木製グッズについての注意点
ハリネズミは「針葉樹(杉・ヒノキ・松など)」に対してアレルギーを発症してしまいます。
発症すると皮膚のただれやかゆみ、抜け毛などが発生してしまうので、木のグッズを買う場合は、材質に関して注意が必要です。
「広葉樹」ですとアレルギーは発症し難い(絶対しないわけではない)ので、「広葉樹」で作られたグッズを選択して下さい。
アレルギーを発症したらまずは購入したグッズを疑いましょう。
床材
床材は「ハリネズミリター」を使用しています。
こちらは個体ごとに合う合わないがあるようですが、「まろん」には特に問題なく使用できています。
この床材を使用しての感想
砂場以外でオシッコをした際は吸ってくれるので、オシッコのツンとした臭いは軽減されているように思います。
商品自体の匂いは古紙を使っているということで新聞紙と、少し薬品が混ざったような匂いです。
床材に関してはハリネズミごとに合う合わないがあるのでそのほかの商品として、はりねずみんみん共和国さんの「オリジナルコーンリター」、ビバリアさんの「クルミの床材」もしくはペットシーツを敷くなどいろいろと試して、ご自宅のハリネズミに合うものを探してあげてください。
エサ入れ
エサ入れは「マルカン CASA ハリネズミのふやかし食器」を使用しています。
ふやかした後の水を傾けて切れますし、重量・重心もしっかりとしているのでひっくり返りにくく、見た目もかわいくってオススメです。
このエサ入れを使用しての感想
「ヒカリ ハリネズ」と「ハリネズミセレクション」を水(またはぬるま湯)で1~2分ほどふやかして食べさせています。
なかなか水が切れないからと傾けすぎると、本体部から餌がドバっと落ちて悲しい思いをするので、落ちないよう手のひらで蓋をしてから水を切ると良いでしょう。
水飲み場
最初は吊り下げタイプの、よくハムスターが水を飲むような器具を使っていましたが、このタイプは先っぽを舐めないと出てこないため「まろん」はそれに気づいてくれませんでした。
そのままだと水を全然飲まないので、色々探した結果こちらの「マルカン ヤドカリオアシス」にしました。
この水飲み場を使用しての感想
これ自体はヤドカリ用の商品ですが、説明を読んでこれはピッタリだと思い買ってみたところ・・・
バッチリでした。
土台部は重量・重心があるので、安定しています。
たまにこの下をホリホリしてひっくり返していることはあるんですが、そこは床材が吸収してくれています。
透明のプラスチック部に水を多めに入れておけば、飲んでも飲んでも勝手に追加されるので助かっています。
ただし自動だからといって水を変えないのはダメですよ。
水は毎日もしくは朝晩必ず交換しましょう。
まとめ
今回ご紹介したこの5つはハリネズミを飼育するにあたって、必ずあったほうが良いものたちです。
ハリネズミをお家に迎える前、もしくは迎えると同時にぜひ揃えて下さい。
種類やデザインは 飼い主さんの好みやハリネズミ自体の好き嫌いがあると思いますので、ペットショップやネットショップなどで色々見て何度か買い直しなどもしてみてください。
長くなってきましたので「砂場・回し車・ヒータ」についてはまた別の記事でご紹介したいと思います。
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