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これからハリネズミを飼おうとする方は当サイト含めいろんなサイトや本などを見て飼い方などを調べると思いますが、そのどれを見ても恐らく「ハリネズミは慣れますが懐きません」と書かれています。
そうは言われても、ハリネズミを飼うのであればやはり一緒にいたい、触りたい、懐いてほしいという思いがあるのは当然ですよね。
しかしほとんどのハリネズミは最初はまともに触らせてなんかくれず、 あなたの思いは簡単に砕かれます・・・。
全てを拒絶するかのように丸くなり、一番触ってみたいふわふわのお腹は、思った以上の力でガッチリとガードされ指が入ってくることを拒みます。
それでも、自分にはすぐに心を開いてくれるんじゃないか、この子と自分の関係は特別なんじゃないかと思いこみ、ハリネズミは嫌がっているにもかかわらず、ぐいぐいとアプローチをかけてしまうことがあるかもしれませんが、それは人間側のエゴで勝手な思い込みでしかありません。
<目次>
ハリネズミはあなたを拒絶しています。
自分は違うんだ、とそのまま無理やり触ってしまうと、飼い主の匂いを『嫌なことをするやつ』『敵』として覚えてしまい、あなたの気配がするだけで丸まってフシュフシュ警戒はもちろん、以後全く顔を見せてくれなくなるかもしれないので気を付けましょう。
そんなことにはならないよう、正しいハリネズミとの距離感を覚えてください。
警戒度合いをレベル化してみた
ハリネズミの警戒度合いを「かもたす」的にレベル化し、そのレベルに応じて何に頑張ればいいのかを簡単に書いてみました。
個体によって警戒レベルが違うため、飼い始めたばかりの方はご自身宅のハリネズミに当てはまるレベルをご参考に、これから飼おうと考えている方はハリネズミってこんなに警戒するんだということも知っていただければと思います。
Lv1.ずっと丸まったままで顔すら見せてくれない
⇒ 警戒心がものすごく強い子は人の気配があるだけで絶対に動かない子もいて、一生顔を見ないままということも実際にあります。
しかしあなたの見ていないところではご飯も食べてウンチもオシッコもします。動いています。生きています。
いつか顔を見せてくれることを願って、めげずにきちんと世話をしてあげてください。
Lv2.近づくだけで丸まってしまう
⇒ しばらく触ることは諦めて、まずは飼い主さんの匂いに慣れてもらいましょう。
Lv3.顔は見せてくれるが、手が近づくと丸まる、ふしゅる
⇒ まずは手に慣れてもらいましょう。手は敵ではないよ、手は餌をくれるものだよと覚えてもらい、手から餌を食べてもらえることを目標に頑張りましょう。
Lv4.手が近づいても警戒しないが触ると丸まる、ふしゅる
⇒ かなり警戒心が薄くなって慣れてくれているので、次は触られることに慣れてもらえるよう頑張りましょう。
Lv5.触るとビックリして一旦丸まるがその後すぐ元に戻って至る所を触らせてくれる
⇒ 理想的です。このままの関係が崩れず続くように無理強いせず、しっかりとお世話していきましょう。
Lv6.何をしても動じない
⇒ とても貴重な子に巡り合えています。恐らく元々の性格もあると思うので、急に触れなくなるということも少ないと思われます。大事にお世話をしてあげてください。
以上、勝手にレベル化してみましたが、皆さんのハリネズミはどれに当てはまりますか?
できればLv5が理想ですが、大体のハリネズミはLv4までが多いんじゃないかなと思います。
Lv6の子はほとんどいないと思いますが、出会えたらSSRくらいのラッキーかもしれません。
ただハリネズミのイケズなところは、昨日まではLv4だったのになぜかいきなりLv1や2になっていたりすることがあるというところです。
「まろん」のレベル
「まろん」は最初Lv2のタイプでいろいろ試行錯誤してLv4まで慣れてくれましたが、たまにLv1になることがあります。
今のところLv1になっても、日が経てば元に戻ってくれてはいますが、その度にもう二度と顔も見せてくれないんじゃないかと心配&恐怖です(笑)
「かもたす」と「まろん」の関係もLv5になれるよう、これからも日々お世話頑張ります。