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ハリネズミを飼育する際暖突を使用する場合は別途サーモスタットという機械を使用する必要があるのですが、サーモスタットって何?どうして必要なの?という方の為に、ご説明をさせて頂きたいと思います。
<目次>
暖突には温度調節機能がありません
暖突には温度調節機能が無いので、温度が上がりすぎても止まることなくずっと暖め続けてしまいます。
ですので場合によっては温度の上がり過ぎによりハリネズミが夏眠してしまい、命に関わる危険性もあります。
そのため、暖突に付ける必要がある「サーモスタット」とは、ケージ内の温度が上がりすぎないように暖突の電源を自動でオン/オフして温度を調節するための装置になります。
ハリネズミの命を守るためには温度管理が最も大事といっても過言ではありません。
暖突を使用の際には「サーモスタット」を必ず付けることをおすすめします。
サーモスタットはどんな働きをするのか
サーモスタットを使用した場合、コンセントに暖突を直接挿すのではなく、コンセントにサーモスタットを挿し、暖突はサーモスタットに挿すようになります。
☓コンセント → 暖突
○コンセント → サーモスタット → 暖突
といったようにコンセントと暖突の間に、サーモスタットを噛ませて使用します。
こちらで紹介しているサーモスタットには上限となる温度を設定するダイヤルと、ケージ内の温度を感知するための温度センサーが付いています。
動きの例としては
1.「かもたす」家では25度にダイヤルを設定しています。
↓
2.ケージ内が25度になるとサーモスタットは暖突に流れる電気を遮断します。
↓
3.すると暖突は電源が切れるので温度上昇が止まります。
↓
4.25度未満になるとまた電気を流し始めるので、暖突の電源が付き暖かくなります。
2〜4を繰り返して温度をある程度一定に保つようにするのがサーモスタットの仕事です。
温度センサーの設置位置に注意
温度センサーの設置位置としては、ケージの真ん中よりは下の方に設置してください。
あまり上に設置すると、暖かい空気は上に溜まるためハリネズミの行動するところは実は寒かった、なんてことになってしまいます。
また設定温度ですが、ハリネズミの個体差によっては25度でも暑がる子や逆に寒がる子もいるので、それぞれに合わせて調整してあげてください。
【参考画像】シャトルマルチへの設置
最後に「かもたす」家のケージ「シャトルマルチ70」へは、下のような感じで設置しています。
1枚目が温度センサー、2枚目が温度調節ダイヤルです。
温度センサーには吸盤が付いていますが、シャトルマルチにはくっつかないのでコードを網に巻き付けながら吸盤を網目に引っ掛けています。
温度調節ダイヤルは、上部に引っ掛けたりするための穴があるので、よくコードなんかを束ねているビニール被服の針金をその穴に通して、右天井部にくくり付けてぶら下げています。
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